トッププレイヤーって何が凄いの?選手を徹底解剖!【反応速度編】

ゲームが上手い人って普通の人と何が違うの?そんな疑問を抱いたことがある人は少なくないはずです。

格闘ゲームでは他のジャンルと比べても歴史が長く、プレイヤーの年齢層が高いのが特徴です。年齢と共に身体的に衰えてもおかしくないのに、なぜ第一線で戦い続けることができるのでしょうか。

還元型PROJECTではその疑問の答えを見つけるべく、選手の能力を調査!格闘ゲームに必要な能力やそれを伸ばす方法を探っていきますよ。

◆反応速度をテスト!

今回調査したのは選手の反応速度。一般的な平均は0.30秒程度とのことですが選手たちの測定結果はどのようになったでしょうか? 

トップはもると選手の0.156秒という結果に。チームの中では20代で最年少ということ、さらには運動が好きで学生時代にはよく身体を動かしていたことが関係しているかもしれません。

加えて、年長者であるよっさん選手NISHIKIN選手も平均以上の数値を出しています。反応速度は年齢と共に衰えると考えられていますが、40歳手前にしてかなりの好成績です!

チームで唯一プロライセンスを所持していないSeptember選手は他の選手と比べると劣る結果に。September選手自身はウルトラダイヤモンドランクに到達している上級プレイヤーではありますが、トッププレイヤーとの差がここで出ているとも捉えられます。使用している”かりん”というキャラクターは反応速度を必要とする場面が多く、ここを伸ばせばまだまだ強くなれる可能性があるのかもしれません。

また、よっさん選手、NISHIKIN選手と同年代であるイツキ選手は平均よりも若干劣る数値となりました。使用キャラのダルシムは相手を寄せ付けない立ち回りを得意とし、相手の動きに即座に反応するのではなく予測して攻撃するタイプのキャラクターです。他の選手と比べると反応速度を必要とすることが日々の対戦から少ないのかもしれません。

◆重要だと思うのにないがしろにしがち?

選手には測定前に自信度を5段階で申告してもらいました。格ゲープレイヤーなら軒並み4~5となるかと思いきや、意外にもすべての選手が1または3という自信度に。対称的に、選手からは「反応速度は格ゲーにおいて重要な要素だと思う」「格ゲーに限らず多くのゲームで必要な要素だ」という意見が出ました。

選手は反応速度を重要なものだと考えつつも、自信がなく、さらには自身の優れた能力に気付いていないということが分かります。また、イツキ選手は「ゲーム中は反応するポイントを絞っている」とのことで、意識配分により反応速度をカバーしようとしていることも伺えます。

◆反応速度を伸ばすためには?

選手からは反応速度に頼らず、知識や経験で勝つことを目指そうというスタンスも見えてきますが、逆にいえば反応速度を上げればまだまだ強くなる可能性もあるということかもしれません。

今回はアスリートのコンディショニングも務めるトレーナーの桑原弘樹さんから反応速度について教えてもらいました。

◆反応速度は年齢と共に衰えるのでしょうか?また、衰えるとしたら何歳くらいからでしょうか?

やはり加齢と共に反応速度も衰えるのはやむを得ないかもしれませんね。一般論として30代に入ると下降線に入り半ばあたりからは少しずつ顕著になってくるかと思います。

◆格闘ゲームでは反応速度が強さに結び付くといわれている反面、トッププレイヤーの多くは30台後半~40歳前後です。知識や経験が肉体的な衰えをカバーしていると言われることが多いですが、スポーツでも知識や経験が肉体の衰えを補って余りあるような例はありますか?

知識や経験が肉体の衰えをカバーすることはスポ―ツでも大いにあり得ます。反応速度は強さを構成する要素の一つであって、それがすべてではないからです。駆け引きであったり、心理を読む力などはやはり経験を積まないと強化されていきませんし、何よりも試合の当日にコンディションを最高にもっていくコンディショニングは経験の賜ではないでしょうか。

◆反応速度を良くする方法はありますか?日々のトレーニング方法、本番前にやると良いことを教えてください。

睡眠含め、試合当日までに如何に良好なコンディションを作れるかが重要です。

つまり本番に向けて、前日の睡眠が大きく影響しているということになります。更にはその睡眠は朝起きた時からのリズムが影響していますから、数日かけて体内時計をしっかりと調整していく必要があります。

日常的にはスピード感に慣れる必要がありますので、そこでの練習と休息とのメリハリも大切です。

◆反射速度に関係する栄養素を教えてください。また、選手が日頃から摂取している還元型コエンザイムQ10が反応速度に関わることがあれば教えてください。

栄養素的には、神経伝達物質であるアセチルコリンなどをしっかりと分泌させたいので、その材料となるレシチンや、それにかかわるビタミンCなどを試す価値はあります。他にもシトルリンやアルギニンといったアミノ酸、覚醒を目的としたカフェインなどもいいですね。

還元型コエンザイムQ10はATP(エネルギー)を作る上で欠かせないものですので、それらすべての土台作りという感覚で摂り入れておくと間違いないでしょう。

◆まずはコンディショニングから!

ゲームにおいてやはり重要な反応速度。自信がないという方もベストコンディションを目指して、日々のコンディショニングから始めてみてはいかがでしょうか。

◆関連ページ

▼eスポーツとコンディショニングの関係とは?
https://kanpro-esports.gamer2.jp/about/esports_conditioning/

▼選手が摂取している還元型コエンザイムQ10についてはこちら
https://kanpro-esports.gamer2.jp/about/coq10/